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インビザライン治療中は口内炎ができやすくなる?対処法を解説!

こんにちは。千葉県我孫子市の歯医者「ブライト歯科クリニック」です。

「歯列矯正は口内炎ができやすいと聞いたけど、インビザラインは?」という疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。歯列矯正中は、繰り返す口内炎に悩む方が多いです。インビザライン治療も、口内炎ができやすいのでしょうか。

今回は、インビザライン治療中の口内炎について解説します。対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

歯並びが悪いと口内炎になりやすい


頬に向かって歯が傾いている場合などは、口腔内粘膜を傷つけることがあります。歯列そのものが口内炎に繋がることがあるのです。

歯列不正の状態では、通常の歯磨きだけではすき間に入り組んだ汚れを取り除くことができず、細菌が口腔内に留まりやすいです。口腔内に留まった細菌が、口内炎を誘発することもあるでしょう。

そのため、歯並びが悪い方は口内炎ができやすいといえます。

インビザライン治療中は口内炎ができやすくなる?


インビザライン治療に限らず、歯列矯正の治療中は口内炎ができやすいです。特に、ワイヤー矯正では、凹凸のある装置を装着します。ワイヤーが口腔内に触れ、唇の裏側などに口内炎ができやすい傾向があるでしょう。

インビザライン治療は、マウスピース矯正に分類されます。マウスピースの表面には凹凸がなく、滑らかです。口内に当たる部分は少なく、ワイヤー矯正ほど口内炎ができる可能性は高くないでしょう。

しかし、インビザラインも異物であることは事実です。何もなかった口内に異物が入るので、矯正前よりは口内炎ができやすいといえるでしょう。

インビザライン治療中に口内炎ができやすくなる理由


インビザライン治療中に口内炎ができやすくなる理由は、以下のとおりです。

マウスピースが口内に触れる

インビザラインで使用するマウスピースは、一人ひとりの歯並びに合わせてオーダーメイドで作製されます。縁などはしっかりと取られて口内が傷つかないよう作製されますが、口内に異物を入れることには変わりありません。

マウスピースと唇や頬が触れて、口内炎ができることがあります。マウスピースの縁などが口内に触れて痛みを感じる場合などは、歯科医師に相談しましょう。

口内環境が変化した

インビザライン治療では、当然ですが歯が移動します。歯を移動させるには、適切な力をかけ続ける必要があります。そのため、口内は非常に敏感な状態になるでしょう。

理想の歯並びに整うまでに、一時的に歯並びが乱れることもあります。口内は、さまざまな細菌が常に適切なバランスを保って存在することで健康を維持していますが、細菌のバランスが崩れる可能性があります。

インビザライン治療中は口内が敏感な状態になっていること、細菌のバランスが乱れることから、口内炎ができやすいといえるでしょう。

治療のストレスを感じている

ストレスは、口内炎の原因となることが知られています。

インビザライン治療自体をストレスに感じることは少ないかもしれませんが、初めてマウスピースを装着したときや、新しいマウスピースに交換したときなどは痛みや違和感が生じます。2〜3日程度で慣れる方が多いですが、痛みや違和感をストレスに思う方もいるでしょう。

治療にストレスを感じていると、口内炎になりやすいです。

アタッチメントを装着した

インビザライン治療では、アタッチメントを装着することがあります。アタッチメントは、マウスピースと歯の密着度を高め、矯正力を上げるための部品です。

小さな部品ですが、装着すると歯の表面が凸凹します。インビザラインはアタッチメントの上から装着するので、基本的には問題ありません。

しかし、装着時間が短い場合は、アタッチメントが頬や唇に触れる時間が長くなります。口内炎の原因になることがあるでしょう。

マウスピースにアレルギーがある

稀ですが、マウスピースの素材にアレルギー反応を示す方がいます。インビザラインは歯科用プラスチックで作製されるためアレルギーのリスクは低いですが、0ではありません。マウスピースにアレルギーがある場合、口内炎ができる可能性があるでしょう。

口内が痒くなる、唇や頬や腫れる、発疹や赤みが出るなどの症状が現れた場合は、歯科医院を受診して相談してください。

インビザライン治療中に口内炎ができたときの対処法


口内炎ができたときの対処法は、以下のとおりです。

歯科医院で口内炎用の軟膏を処方してもらう

口内炎ができたときは、インビザライン治療を行っている歯科医院で口腔内用の軟膏を処方してもらいましょう。

市販品でも対応できますが、口内炎の種類によって処方される軟膏が異なるかもしれません。歯科医院で処方される軟膏は、市販薬よりも効果が高いことが多いです。

物理的な要因を取り除く

インビザラインのマウスピースの縁が当たって口内炎ができた場合は、マウスピースを研磨してもらいましょう。

ご自身で研磨すると、マウスピースの形が変わって適切な矯正力がかからなくなる可能性があります。必ず歯科医院に持参して行ってもらいましょう。

刺激物を摂取しない

口内炎ができているときは、刺激物の摂取を控えてください。カレーや辛味が強いもの、スパイスの効いた料理、柑橘類などを避けるとよいでしょう。トマトやポン酢、醤油などもしみることがあるので、口内炎ができているときは控えてください。

インビザライン治療中に口内炎ができないようにするには


口内炎が痛むからとマウスピースを外すと、計画どおりに治療が進みません。口内炎が治ってからマウスピースを装着しても、うまく装着できずマウスピースの作り直しが必要になることもあります。

そのため、口内炎ができないように予防することが重要です。インビザライン治療中に口内炎ができないようにするには、以下の内容に注意しましょう。

ストレスの少ない生活を送る

上述しましたが、ストレスは口内炎の原因となります。音楽を聴く、深呼吸をする、休暇を取る、よく眠るなど、インビザライン治療中はストレスを軽減しながら過ごしましょう。

口腔内を清潔にする

口腔内が不衛生な状態では、口内炎が治りにくくなります。感染して潰瘍形成に至るなど、重症化する可能性もあるでしょう。

口内炎ができているときは、歯磨きを行うことで痛む・しみるなどの症状が現れるかもしれませんが、口内を清潔に保つ意識を忘れないでください。

ビタミンBを摂取する

口内炎には、ビタミンBを摂取するとよいとされています。

ビタミンBを豊富に含む食材は、牛・豚・レバー類・牛乳・のり・アーモンド・たまご・マグロ・カツオなどです。苦手な食材が多い場合は、サプリメントを活用するとよいでしょう。

禁煙する

インビザライン治療は、禁煙しなければ受けられないわけではありません。

しかし、喫煙すると口内だけでなく全身の免疫機能が低下します。免疫機能が低下すると、口内炎のリスクが高まるでしょう。喫煙は口内の血行も悪くします。血行が悪化すると、口内炎ができた場合に治癒が遅れるでしょう。

口内炎ができにくい環境を作るため、口内炎ができた場合に迅速に治癒するため、インビザライン治療中は禁煙したほうがよいといえます。

まとめ


今回は、インビザライン治療と口内炎について解説しました。インビザライン治療は、ワイヤー矯正と比較すると口内炎が発生しにくいです。

しかし、口内炎ができる可能性がないわけではありません。口内炎は、歯列矯正の悩みとして非常にポピュラーなものです。口内炎ができたときは、歯科医院で軟膏を処方してもらう、物理的な要因を取り除く、刺激物を摂取しないなど、できるだけ早く治癒できるようにしましょう。

口内炎ができたからとマウスピースを外して過ごすと、計画どおりに治療が進みません。そのため、口内炎ができないように予防することが重要です。日常のストレスを軽減する、口腔内を清潔にする、禁煙するなど、口内炎ができないように過ごしましょう。

インビザライン治療を検討されている方は、千葉県我孫子市の歯医者「ブライト歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

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