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セラミックの歯が割れた!対処法と考えられる原因、予防する方法について

こんにちは。千葉県我孫子市の歯医者「ブライト歯科クリニック」です。
セラミックの歯が割れているイメージ

セラミックの歯を入れたのに、予期せぬタイミングで割れると慌ててしまう方が多いでしょう。焦って自己流で対処すると、不要な治療期間や費用がかかる可能性があるので注意が必要です。

本記事では、セラミックの歯が割れた時の適切な対処法と、歯が割れたときに考えられる原因、予防策について解説します。

セラミックの歯が割れたときに考えられる原因

就寝中の歯ぎしりや食いしばりによりセラミックの歯が割れてしまった男性
一般的に、セラミックの歯は強度があり長持ちすると言われていますが、どのような状況で割れるのでしょうか。考えられる原因について解説します。

事故や転倒の衝撃

セラミックの歯は陶器と同じ素材でできているため、とても硬いです。

しかし、強い衝撃を受けると割れる恐れがあります。陶器を落とすと割れるように、セラミックも衝撃が加わると割れることがあります。例えば、転倒や事故により、瞬間的な強い衝撃が歯に加えられると、歯が割れてしまうことがあります。

かみ合わせの悪さ

歯のかみ合わせが良いと、歯に対して均等に力が加わります。

しかし、歯のかみ合わせが悪いと、本来力がかかるはずのない不自然な方向から力がかかり、歯に過度な負荷がかかります。これが続くと、セラミックの歯が割れる可能性があります。

就寝中の歯ぎしりや食いしばり

就寝中に行われる歯ぎしりや食いしばりは、食べるときの3倍〜5倍の負荷を歯にかけると言われています。毎日継続して強い力がかかるので、セラミックの歯が耐えることができず、割れるリスクが高まります。

メンテナンスを怠る

セラミックの歯は長持ちしますが、これは適切にメンテナンスを行った場合です。「セラミックは長持ちするらしい」とメンテナンスを怠ると、口内環境が悪化してセラミックの歯へ悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、セラミックの下の土台の歯が虫歯になって溶かされると、適合性が低下します。セラミックがしっかりと歯に密着しなくなるので、噛んだ時に過度な力がかかって割れるリスクが高まるでしょう。

セラミックの歯が割れたときの対処法

硬いものを食べてセラミックの歯が割れてしまった女性

セラミックの歯が割れた時には、どのように対処をしたらよいのでしょうか。ここでは、3つの対処法について解説します。

割れた歯を保管し、歯を清潔に保つ

セラミックの歯が欠けてとれてしまった場合は、捨てずに透明の袋に入れてなくさないように保管しましょう。割れたセラミックを活かしながら、歯の修復が可能な場合もあります。

また、歯が欠けた場所は、エナメル質が薄くなっていたり象牙質が露出していたりします。健康な歯に比べて虫歯が進みやすいため、清潔に保つことが重要です。

歯科医院を受診する

セラミックの歯が割れたら、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。歯が欠けたりとれたりした場合、土台の歯が虫歯になるリスクが高まります。

早期に対応すれば、修理で対応できる可能性があるでしょう。放置して歯の状態が大きく変化すると、セラミック歯を作り直さなければならなくなります。

早めの対応が、治療回数や時間を短縮することにもつながります。セラミックの歯には保証期間が設けられていることが多いので、期間内の受診であれば修理費用を抑えられます。

市販の接着剤を使用して歯に装着するなどの応急処置は、絶対にしないようにしましょう。

刺激物や硬いものを食べない

歯科医院を受診したいと思っていても、仕事などが忙しくすぐに行けない方もいるでしょう。飲食に伴う歯の使用は避けられませんので、できるだけ刺激を与えないような食べ物を選んでください。

状況を悪化させないためにも、歯科医院を受診するまでは刺激物や硬いものを食べることを控えるようにしましょう。

セラミックの歯が割れたときの保証とは

セラミックの歯が割れたときの保証期間イメージ
セラミックの歯には、多くの歯科医院が保証をつけています。保証内容は歯科医院によって異なりますが、本項では一般的な保証の期間や内容について解説します。

保証内容

歯が割れたり欠けたりした場合に、無償、もしくは一部負担で作り直し・修理ができます。歯科医院によって保証内容は異なるため、契約時にしっかり確認しておくことが重要です。

保証期間

1〜3年の保証期間が設定している歯科医院が多いです。長いところでは5〜10年ほどの期間が設定されている場合もあります。

また、治療から1年間は100%、2年目は70%、3年目は50%など、保証可能な金額の割合が変動していくケースもあります。

保証対象外とされる場合

セラミックの歯の保証期間内であっても、保証対象外になるケースがあります。どのような場合に保証対象外になるのか、以下にその例を解説します。

保証書の紛失

保証が設けられている場合、保証書が発行されます。歯が割れたり欠けたりして保証を受けたい場合、必ず保証書を提示しなければなりません。

保証書を紛失してしまうと保証が受けられなくなるので、保証書はなくさないように大切に保管しておきましょう。

指導通りにメンテナンスをしていない

セラミックの歯の保証条件として、歯科医院での定期的なメンテナンスをあげる歯科医院は多いです。定期健診を怠たり、医師の指示に従ったケアしていなかったことが原因で歯が破損した場合には、保証条件を満たしていないとみなされて保証の対象外となることがあります。

事故や外部からの衝撃による破損の場合

転倒や事故による外的な要因で歯が欠けてしまった場合、患者自身の過失とみなされることがあります。状況にもよりますが、保証の対象外となる場合があります。

セラミックの歯が割れるのを予防する方法

定期的な歯のメンテナンスでセラミックの歯が割れるリスクが軽減された女性
ここでは、セラミックの歯が割れるのを防ぐ方法について紹介します。

歯科医院で定期的なメンテナンスを行う

定期検診を受けていれば、歯のトラブルを早期に発見し適切に対処することが可能です。また、歯を清潔に健康に保つためのクリーニングも実施してくれます。自分では行き届かない部分をしっかりケアしてくれるので、セラミックの歯が割れるリスクが軽減できます。

セラミックの歯の保証条件として、歯科医院での定期的なメンテナンスを必須としている場合も多いです。まずは、指示された通りの頻度で、歯科医院でのメンテナンスを受けましょう。

マウスピースの装着

就寝中の歯ぎしりや食いしばりは無意識に行われるので、自分でコントロールするのは困難です。そのような場合には、ナイトガードを装着して歯の負担を軽減します。

ナイトガードは、就寝中に使用するマウスピースです。歯科医院で作成してもらえます。

また、スポーツをする時にも予期せぬ強い衝撃を受ける可能性があるので、不測の事態に備えるためにもスポーツマウスガードの装着を検討すると良いでしょう。

セラミックの歯で硬いものを食べない

セラミックの歯は強度がありますが、硬い食べものを食べ続けると割れてしまう可能性があります。セラミックの歯も、強い衝撃を受けると割れることがあります。

硬いものを食べる時には、できるだけセラミック以外の歯を使うように心がけましょう。

自分の歯にあったセラミックの歯を選ぶ

セラミックの歯が割れたり欠けたりしやすいと感じる場合、セラミックの素材を変えてみるという選択肢もあります。例えば、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアという素材がいいかもしれません。

ジルコニアは他のセラミック素材よりも強度が高く、耐久性に優れています。医師と相談しながら、自分に合った素材を選びましょう。

まとめ

美しいセラミックの歯で微笑む男性
今回は、セラミックの歯が割れた時の対処法とその原因、割れるのを予防する方法について解説しました。万が一割れてしまった場合でも、適切な対応を行えば再びきれいな歯を取り戻すことができるでしょう。

歯が割れる原因を減らして予防に努めることで、セラミックの歯をより長持ちさせられるでしょう。

セラミック治療を検討されている方は、千葉県我孫子市の歯医者「ブライト歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯治療や成人矯正・小児矯正、入れ歯治療やインプラントなど、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWeb予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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